八重洲無線のＨＦオールモードトランシーバー ＦＴ－９０１Ｓ初期型（カウンター赤色・メインダイヤル青色）の改造機です。   改造の状況です： 周波数カウンターユニット、ＦＭユニット、クーリングファンを追加し、終段管６１４６Ｂを１本追加して１００Ｗ化したＦＴ－９０１Ｄ仕様です。また、バンド切り替えスイッチ「真下」の隠しＡＵＸポジションで２７ＭＨｚバンドの送信を可能とする配線改造が施されており、クリスタルユニットの空きソケットに４１．４８７５ＭＨｚの水晶を挿入すればこのバンドでの送受信が可能になっています。なお、２７ＭＨｚ帯でアマチュア無線運用はできません。法令遵守での運用につとめてください。   メンテナンス状況です： １年余り前にで手に入れてから、周波数カウンターユニットの追加、クーリングファン交換、電源ユニット（ＲＥＣＴ－Ａ、ＲＥＣＴ－Ｃ）の全電解コンデンサの新品交換をして、マニュアルに従った再調整の上、しばらく現役で運用していました。手持ちの較正済みスペアナで測定したところ、バンドによっては、調整次第でフィルター挿入無しでも新スプリアス基準をクリアできていました。本機を修理してお使いいただくのにも、他のＦＴ－９０１のメンテナンス用部品取りとしていただくのにも最適な機械だと思います。   難有りについて： とても良い状態で現役運用していたのですが、ヤフオク出品のための写真撮影をした直後に、「電源スイッチを入れると即５Ａヒューズが切れる」という症状を発症してしまいました。現状電源が入らない状態です。 ＲＥＣＴ－Ａ、ＲＥＣＴ－Ｃユニットを取り外した状態で電源スイッチを入れても同じ症状ですので、ＲＥＣＴ－Ｂ系統の不具合ではないかと思われます。更に手を入れて直してみようかとも考えていたのですが、いろいろと忙しくなり、修理を楽しむ時間が取れなくなってしまいました。この状態での出品ですので「難有り」とさせて頂きました。   内外装について： 外装は年式相応の小傷はありますが、全体を拭き掃除して磨き上げましたので綺麗です。また、内装もできる限りの掃除をしてあります。   オマケです： 周波数カウンターを取り付けた際に取り外した９０１Ｓ用のユニットをオマケとしてお付けします。   難有り品であることをご理解の上ご入札ください。 現状渡し・ノークレーム・ノーリターンにてお願いします。