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保存刀装具 石黒政常 若銘？ 旭山 作 布袋図 小柄

商品説明
四分一磨地に高彫と象嵌色絵を施し、布袋を見事に彫っています。
布袋は日本、唐末の禅僧で名は契此(かいし)。太鼓腹を出した福徳円満な風体からおおらかで度量の広い人柄で知られ、弥勒(みろく)の化身ともいわれています。
本作は四分一地の背景に満面の笑みを湛え、手には幸運を招く軍配と巻物や杖、宝物の詰まった布袋をたずさえ人々に施し与えたという謂れどおりの姿がいきいきと描かれています。立体感のある高彫に髭の一本一本まで狂いのない精密な巧技を施した見どころの多い作品です。
裏面は赤銅磨地に精緻なヤスリ目があしらわれ、大変モダンでおしゃれな仕上げとなっています。
「旭山」という銘ですが、石黒政常二代の若銘「盛常」時期に使用した号が「旭山子」で、もしかしたら「旭山」という銘も関連があるかもしれません。
詳細はまた画像にてご確認ください。
箱なし。保存刀装具鑑定書付
サイズ：長さ96.7mm 幅14.6mm 厚さ6.2mm