ANALOG.MAN Sunfaceにインスパイアされて製作した、ファズフェイスタイプのペダルです。 一般的な小型ペダル程度のサイズですが、 このサイズのエフェクターではまず見ることのないラグ板よるポイントtoポイント配線で組み上げました。 ファズフェイスとしては比較的ゲインは高めで、従来のものよりも入力ゲインの調整量を多めにとりました。 元音に近いところから歪み最大まで、幅広いゲインで使用できるようにしています。 アーレンブラッドレー製抵抗 フィリップス製フィルムコンデンサ等 定番と言える60-70年代の貴重なNOSパーツで組みました。 【使用パーツ】 ◯抵抗 アーレンブラッドレー製(Allen Bradley) カーボンコンポジション抵抗(60-70"s NOS) ◯コンデンサ類 ・フィリップス製(Philips) フィルムコンデンサ(60-70"s NOS) ・Sprague150D ◯配線材:BELDEN 銀めっき MILスペック品 ◯ケース:HAMMOND製 1590A ◯トランジスタ:BC108 【各コントロール】 〈Loud〉 入力ゲイン調整です。上げる程歪みの音色が太くより歪むようになり、ブーミーな質感になります。 下げるとゲインが減る変わりに音色にきらびやかさが出て、ギター側ボリュームへの反応も良くなります。 ※以前出品していたファズフェイスクローンのPre-vol.と同様のコントロールです。 サウンドのイメージと表示スペースの関係で変更致しました。 〈VOL.〉 エフェクト音の音量調整です。 〈FUZZ〉 歪み量の調整です。 【その他】 回路構造はオーソドックスなファズフェイスですが、ANALOG.MANに見られるような入力ゲイン調整や各部の定数を見直し、扱いやすいサウンドを意識して製作しました。 特にローゲインの音色には拘りがあり、 一般的なファズフェイスに比べ、ゲインを絞った状態でも音量を確保できるように調整しています。 ファズらしい質感をもったブースターとして、クランチ程度のセッティングは特におすすめです。 ※電源は標準的なセンターマイナス9Vで、アダプターからの給電のみとなります。 ラベルなども含め自品作になりますので、多少の粗や細かな傷などはあるかと思います。ご容赦頂ければ幸いです。