Amazonにも登録のない稀少自費出版書(絶版)

昭和30年代に廃止されながらも、規模、車両の豊富さ、運転系統の複雑さから、木曽森林鉄道と肩を並べる長大規模の森林鉄道として高知県の山奥を走った魚梁瀬森林鉄道。

国鉄や私鉄とはまったく接続のなかったこの僻地の森林鉄道について、SL時代の創世記～栄華を誇った昭和30年代～廃止へと向かう30年代後半にかけて、人々の生活、深山の仕事の過酷さとともにファインダーに収めた、自費出版の森林鉄道記録写真集です。

RM LIBRARYでも、著者の写真を多数収録した本森林鉄道が紹介されていますが、そちらには掲載されていない写真も多数含めて、大型サイズで堪能することができます。

この当時にカメラを所有し、なおかつ鉄道ファンは知る人も少なく、訪れる事は非常に稀であった高知県の山奥。地元に住んでいるがこそできた、長きにわたってのフィルムへの記録、苦労と努力の集大成である事は間違いありません。

購入当時からほぼ未使用のまま本棚保管したグッドコンディション品。表紙カバーの真っ白な部分にやや経年焼け見られますのでご了承ください。

平成3年 寺田正写真集刊行会発行 108ページ 26.5センチ× 26センチ ハードカバー 表紙カバーあり