写真の丸棒1セットの価格です。写真5は別個体ですが、同じブラジリアンローズウッド種で作成したマイバチです。 ※写真6をご覧下さい。 カットの際にノコがくい込み、丸棒片方の片端から12-13cm位まで、最大0.5mm程度ですが円が真円でなく楕円になっています。こちら側をお削り頂ければ問題ないと思いますが、お値引しております。ご了承下さい。 材名:ブラジリアンローズウッド(Dalbergia nigra) 別名:ジャカランダ・ド・リオ、ハカランダ(楽器業界) 長さ:400mm 径:19.5mm 重さ:100,107g 全てのローズウッドの中で最も名高い、銘木中の銘木がこのブラジリアンローズウッドです。 主に高級家具や、ギター等の最高級トーンウッドとして高い評価を受けた結果、需要が大きく供給を上回り、1992年にワシントン条約の附属書Ⅰ類、最も厳しい輸出入規制の対象となりました。 他のローズウッドは全て附属書Ⅱ類のため、理屈上は許可さえ下りれば商業輸入可能ですが、このブラジリアンローズのみ「学術利用以外の輸出入は全面的に禁止」されています。 この材については、実用性がどうのと言うレベルの品ではありませんので、恒例の性能解説は控えます。 色合いの個体差が大きく、今作は以前販売した個体と比べ黒みの強い個体です。 また、片方の一部にのみですが色が抜けたようなピンクパープルのストリークが確認出来ます。 知名度の高さゆえ引く手あまたな材のため、とにかく偽物にも注意が必要な材ですが、本個体に関しては信頼のおける販売店で購入の上、当方で責任をもって、外観、香り、物理特性のチェックから、切片の化学検査まで、個人としてできる範囲の検査を実行しております。 その結果に基づき、本物と保証致します。 万一、樹種について根拠のあるご指摘を頂きました際は、精査の上、返金・返品等のご対応をさせて頂きますので、お申し付けください。 ローズウッドの仲間としては比較的軽く、逆目もほぼないため、加工性は良好です。加工についての敷居はさほど高くありませんので、ご安心ください。 最大の特徴は、他のどのローズウッド、どの樹種とも異なる、えも言われぬ芳香があること。一度この香りを覚えておけば、以降はこれだけで本種を特定出来る程です。 高価な材ですが、是非ともこの類まれなる美材にご挑戦ください。