フェンダーのデカールが入っていますが、元は80年代初期のTokaiのストラトネックですが原型はネック本体のみです。 塗装は下地からオールラッカー、エイジド加工済み。 フレットはジェスカーの♯55090 2.28mm×1.4mm(大きめのミディアムジャンボ)に変更。 ペグ穴は8mmクルーソン ナット幅　約42.3mm 1フレット厚み　約21.8mm 12フレット厚み　約23.9mm ネックエンド幅 約55.4mm ネックエンド厚み　約25.5mm ネックエンドの写真をご覧頂ければ分かると思いますが、非常に年輪が細かく詰まったネックです。近年物のネックは植樹をしたり、枝の間引きをするので木の成長は早くなりますが、年輪が太くなり詰まったメイプルになりません。 最後の写真は55年のストラトのネックエンドの写真ですが、やはり年輪は細かく詰まったメイプルが使用されています。 80年代初期頃までTokaiも素晴らしい木目を使用していましたが、国産のギターは塗装がダメなのと、フレットが柔らかいのが難点です。 古いTokaiで良い木目のネックを探してオールラッカーに変更してリフレットまでする方は少数だと思いますが、手を入れると最高のネックになります。 現状フレットを打ってフレットサイドは処理済みです。 後は好みのナットを入れて、すり合わせをして仕上げて下さい。新品のネックでもボディ側の仕込み角度と張る弦のゲージに合わせてナットの処理と、フレットのすり合わせは必要ですので、これから手を入れる工程は新品ネックと余り変わりません。